Career

恋愛の先にある、私のキャリア

夜明けの海を望む机に開かれたノートとペン

恋愛に吸われていた容量

会議中に、ふとスマートフォンが気になる。昼休みに過去のやりとりを読み返す。帰り道は、今夜どう返すかを考えている。恋愛がうまくいっていない時期に仕事が上の空になるのは、あなたの能力が落ちたからではありません。

返信を待つこと、機嫌を読むこと、言葉の裏を推測すること。これらはすべて、仕事で使うのと同じ集中力を使っています。限りある容量の大半が恋愛の監視に回っていれば、残りで働くしかない。成果が出づらいのは、単純な収支の問題です。

判断の軸は、移植できる

恋愛で取り戻した「私はどうしたいか」は、仕事でもそのまま使えます。

相手の機嫌ではなく、自分の基準で選ぶ。恋愛の回復で練習するこの動きは、実は恋愛専用ではありません。上司の顔色で発言を引っ込める、周りの空気で希望を言い出せない、評価されるために苦手な役回りを引き受け続ける——構造は、彼に合わせて自分を消していた日々と同じです。

だから、恋愛で「自分の一票」を出せるようになった人は、仕事でも出せるようになっていきます。手に入るのは彼との関係の改善だけではなく、人生全体の意思決定のハンドルです。

「恋愛が落ち着いたら」を待たない

「恋愛が落ち着いたら、キャリアのことを考えよう」と順番を決めている人は多いですが、逆の流れもあります。自分の時間割に恋愛以外の柱がひとつ立つと、恋愛の比重は自然に下がり、それが恋愛自体を楽にするのです。

大きな転職計画でなくていいのです。今週、恋愛と関係のない「自分の予定」をひとつ先に入れてみる。学びたかったことを30分だけ調べてみる。彼の返信と無関係に進む時間が増えるほど、あなたの一日は、あなたのものに戻っていきます。

いま自分の容量がどれくらい恋愛に向いているのか、一度見つめてみてください。

今のあなたは、夜と朝のあいだのどこにいるでしょうか。

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