Self

返信が来ない夜に、自分へ戻るために

夜のベッドサイドに置かれたスマートフォンとマグカップ

待っている時間に起きていること

返信が来ない夜、時間はいつもより長く感じられます。スマートフォンを何度も開いて、通知を確認して、また閉じる。この繰り返しの間、私たちは「待つ」以外のことがほとんどできなくなります。

このとき起きているのは、「今日の自分の点数を、相手の返信に預けている」という状態です。返信が来れば合格、来なければ不合格。採点者が自分ではなく相手になっているので、結果が出るまで心が動けなくなるのです。

「採点を外に出さない」という考え方

返信は、あなたの価値の点数ではなく、相手の状況の報告にすぎない。

返信の速さや長さには、相手の仕事、体調、性格、そのときの気分——あなた以外の要素がいくつも混ざっています。それをそのまま「私への評価」として受け取ると、自分では動かせないものに一日を預けることになります。

だから最初の一歩は、気にしないことではありません。「これは相手の状況で、私の点数ではない」と、受け取る箱を分けることです。

夜のための、小さな手順

箱を分ける練習として、返信を待つ夜には、先に「自分の予定」をひとつだけ決めておくことをおすすめしています。湯船に浸かる、10ページだけ本を読む、明日の服を決める。どれも小さなことで構いません。

大切なのは、返信が来ても来なくても実行することです。相手の行動と関係なく進む時間を一日の中にひとつ持てると、待ち時間はただの時間に戻っていきます。

それでも苦しい夜が続くなら、今の自分がどのフェーズにいるのかを、一度見つめてみてください。

今のあなたは、夜と朝のあいだのどこにいるでしょうか。

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